トレランのリスクと装備

昨日のThe Ultra Easyは何とか完走したけどレース中の天気の変化で苦しんだ。55km付近では暑さで水の消費量が一気に増えて次のエイドまでもつのかなと思ったら85kmのコース最高点手前から気温が下がって風速30m前後の暴風が標高1960mから1400mくらいまで続いた。下りなのに風で押されて走れないくらいだった。体感気温は氷点下だったろう。ジャケットは着たけど暴風で袖に手を通すのがやっとで、88kmのエイドまで行って車の陰でやっとチャック締められた。それで体冷やして今日は風邪気味。

100kmという広範囲を移動して標高の変化も大きければ天気も大きく変わる。そんな当たり前のことを再認識させられた。今は真夏なのだがレース2日前に山では雪が降って最高点のあたりではまだ雪が残ってると主催者が言ってたし天気予報では夕方から風が強くなる予報だった。これらの情報で変化を読み取って暴風になる前に対応できていても良かったはず。

必携品は全て持っていたものの使う前提で詰めてなかったから暴風下でかなり手間取った。取り出し易さを考えて詰めてなかった。TDSではもっと厳しい変化があるだろうからこの辺はしっかり考えておかないと。

暴風圏を抜けて虹を見たときにはほっとした。写真を撮る余裕もあった。暴風圏では前に進むのに必死で写真は一切撮れなかった。

 

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