TDS完走記:Col De Tricot~ゴール 流儀と急性アル中

前回まではこちら。

TDS完走記:T7~Col De Tricot ラスボス
前回まではこちら。 T7を出てからしばらく街中を走ってトレイルに突入。T8までの道のりは厳しくなかったけど俺的にはアスファルトが多くて辛かった。T8で水を...

Col De Tricotまで登ってあとはキツイ登りがなくなったと思いかなり気楽になった。後は基本下るだけ。

下る途中もいい風景だったので何度か止まって写真を撮った。自分の現在位置がシャモニーからどんな位置にあるのかわからなかったけどこれはシャモニーから見える景色と一緒かな何か思ってたり。

下っている途中でさっきの登りで大差をつけてきたブラジルのおじさんランナーにあっさりと抜かれた。その前の下りでもその人に抜かれて登りで抜き返していたのだが、あの時の俺の下りは圧倒的に遅かった。そしてつかの間の平地。

その後少しは登りは残っていたのだがそれほどきつくはなかった。そして吊り橋まで来たけど。結構揺れて怖かったり。高いところによく行くけど高いところはそれほど好きではない。この吊り橋の後にも登りがあったけど暑かったせいか結構な疲労感。

そしてしばらく下って線路を越えてチェックポイント到着。俺はここが最後のエイドだと勘違いしてポールを折り畳んでしまったけど、ただの水が補給できるだけのところだった。最後だと勘違いしていただけに水の補給も最小限。500mlで次のエイドまでギリギリだった。それだけ暑かった。

しばらく下っていて勘違いに気付いて500m以上の急な下りをポール無しで下る羽目に。もう一度ザックから取り外して使えばよかったのだが無理やりしまった感じで取り外すのが面倒でそのまま続行。下っている最中にシャモニーの街中が見えていてあとどれくらい下るかわかるような状況だったので結構ウンザリ。登るときも下るときも行先が見えないほうがいいかもしれない。ロードに出て2km弱走ってやっと最後のエイドに到着。

エイドに入ってすぐに水を500mlをフラスクに補給。その場でも結構飲んだ。あと氷を見つけたので背中と帽子に突っ込んで即出発。ここで日本人女子を見かけたけど朝方に抜いたランナーだった。多分途中のエイドでトイレにこもっているうちに抜かれたのだろう。

エイドを出て残り8km弱の道のり。1時間以内で終えられるだろうと思っていたけど実際はそうはならなかった。しばらくロードを下って今度は登り。最後の区間では100mちょっとの登りがある。そして登っているとお揃いのTシャツを着た10人くらいのグループがいた。母親が走っていてその家族が伴走しているようだった。エイドの500m前後はサポート禁止だと思ったけどこういう伴走は問題ないのだろうか?最後の区間ではそういうグループを結構見かけた。ロードの後にしばらく川沿いのトレイルを進むのだがHOKA ONE ONEの人たちがトレーニング中だった。車も通らないし日陰になっているところで練習にはいいところで滞在中のトレーニングはここに来たらよかったかなと思ったり。そしてしばらく進むと計測器が設置していて、そこの人があと2kmと言っていた。でも実際のところ2km以上あった。2kmと言われて最後まで走ろうと思ったけど続かず結局歩き。そしてシャモニーの街中のロードに突入。ランナーが沢山いたけど皆歩いていた。そのうちポツポツと雨が降り始めてきた。少し暑さが和らいできた感じだったので俺は最後の力を振り絞ってラストスパート。最後に走ったところは何度か買い物に来ていたところで覚えていて残りの距離もだいたい分かった。そして子供たちが集まってきてハイタッチを求めてきたのでそれに応えながら走った。とにかく人が多くて皆が声をかけてくれて今までにない快感を覚えた。そしてさらにスピードアップして子供のハイタッチに応じる力もなくなってきた。

そしてあのカーブを曲がればゲート、というところがちょうどOCCとの合流地点だったのだが、そこでかなりの集団が湧いて出てきたので巻き込まれたら嫌だなと思って減速。この先頭を走っている青色のTシャツ来たランナーの関係者らしい。ライブカメラの映像を見るとこの後ろの黒のランナーが先に花道に入ってきたのだが青のランナーに抜かれてこの集団に巻き込まれる羽目にになって可哀そうな感じ。ゴール後に青のランナーに集まってくる人たちに避けられて雑な扱いをされていた。

そして俺もついにゴール。いつもゲートをくぐるときにどうポーズをキメて写真を撮られるかを考えているのだがいつもキマらない。ゲート通過での流儀はしっかりしておきたいところ。しかもこの時ゲートの中心に写真を撮ろうとして進入してきたランナーに邪魔されて、この直後に避けている。気持ちよくゲートを通過させてはもらえなかった。あと後ろのカメラ持った人は前の集団の一員。ゴール前にいつまでいてもいいのか?

ゴール後に何度かゲートをバックに自撮りしたもののインとアウトカメラの切り替えを触ってしまっていたらしく写真無し。ゴール後にどこに行けばいいのか分からずその辺の人に聞いたらFinisher’sベストを受け取るポイントを教えてくれた。ベストを受け取った後に救護所に行って膿がたまり始めていた右腕の治療をしてもらった。救護所の人にライブカメラのところに行くのを勧められて行ってみると勝手が分からずうろうろ。ゼッケンの裏のチップの情報を読み取って後ろのディスプレイに結果が表示されてしばらく映像が記録されるようになっていたらしい。後でLiveTrailに間抜けな映像が残っていた。

とにかく喉が渇いていて水を探しながらうろうろしていたらビールを飲んでいるランナーがいたのでその人に聞いて場所を教えてもらった。その途中に飲み食いできるところがあったので、まずはそこでコーラ飲んで色々と食べて補給。そしてその隣のところに無料ビールをもらいに行った。これが間違いの元だった。直前に色々飲み食いしたものの、かなり脱水して最後に起きたときから40時間以上寝てなくて145km以上走って疲労した状態。それでビールを飲んだら結果はなんとなく想像がつく。飲んでちょっとしたらふらふらし始めてまともに立っていられなくなった。そして雷雨になってどこにも行けない状態に。寒気がして震えが出てきた。急性アル中みたいな症状。とりあえずその辺の椅子にしばらく座っていたけどどうにもならず雨にうたれながら再び救護所へ。しばらくベッドに横になっていた。その間に塩入の炭酸水を何度かもらって血圧測られたり。1時間弱で何とか歩けそうになって宿に帰ることに。救護所の人に走った後にビール飲んだらダメだよと言われたが大会で出してるビールだしな。

ドロップバッグの受け取りは受付をしたところで、ゴールから遠くてそこまで何とかたどり着いて荷物の受け取り。そして宿まで1km半ほどの道のり。ドロップバッグを持ってFinisher’sベストをもって歩いたらすれ違う人のほとんどに祝福された。

そして宿に到着。ちょうどオーナーが庭仕事をしていてベストを見せて完走したことを伝えた。そしてシャワーを浴びて晩飯と祝杯と行きたかったけどとても起きていられなくてベッドに飛び込んだ。18時くらいから24時まで爆睡。目覚めた時にはかなりスッキリしていてやっと祝杯を挙げることができた。スタート前に起きてからそこまで48時間、長い戦いも終わってやっと一息つけた。

 

UTMB
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