ニュージーランドではよく超巨漢の人がウォーキング、ランニングしてたり、レースに参加しているのをみかける。通勤中に太ももが俺のウエストをはるかに超えるような人がボンボン跳ねながら走っているのをみかけることもある。運動して痩せようと思っているのだろうか?どう考えても膝と心臓に悪そうとしか思えない。
経験上、減量に運動はあまり効果的ではない。ここ20年くらい最大15kgくらい増減繰り返してよくわかっている。運動で痩せるくらいだったら月に200-300km走っている俺は今頃ガリガリになっているはずである。運動で消費した分を余計に補給しているということもないし、食べる量は普通である。特別な食事制限でもしないかぎりは体重も体脂肪量もほぼ一定。
ランニングだったら体重×距離が消費カロリーの目安になるけど、ご飯一膳分150kcalを体重60kgの人が消費しようと思ったら2.5km走る必要がある。ポテトチップス一袋なら500-700kcalなので10km相当になる。俺だったら運動しないでそういったものを食べないように努力するけど。
筋力アップして基礎代謝上げて効果を上げようなんてよく聞く話だけど、筋肉1kgつけても代謝が一日13-50kcalくらい増えるだけらしい。脂肪1kgで7000kcalあるけど体重が目に見えて減ってくるのに何日かかるのやら?あと、筋肉1kgつける努力はどれほどのものか・・・・。
運動後に体重量って減ったと喜んでいるような人もいるけどそれは汗で出た水分だし。俺なら夏に10km走れば1kg以上減る。でも水分をしっかりとればすぐ戻る。脂肪1kgで7000kcalだから脂肪が減った分が体重計で見えるような運動は超ハードになるはずだ。
とりあえず当たり前の話だけど、運動してないから太るのではなく食べた結果太る。痩せようと思ったら逆のことをすればいい。といっても食事内容を見直すだけで、食べる量を変えなくても痩せていくということもある。この一年の自分の体重変動をみてたら見事に食事の変化と体重の変化があっていたから、そのデータをみながら説明しようと思ったけど長くなりそうなので、また次回。
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