ニュージーランドに留学する場合の学校は2012年10月時点である程度目処をつけていた。
電子工学コースがある専門学校である。ただ、学校を決定するにも一度訪問してからと決めていた。
エージェントを介して学校に頼んだところ、授業に参加させてもらえることになって、カナダ旅行から帰ってきて1ヶ月半も経たない12月上旬にNZ旅行と称して学校見学に旅立った。水曜夜発、月曜朝帰国の弾丸ツアーであった。
木曜の朝にNZに到着して午後から学校の授業に参加。行く前からわかっていたことだが、その学校の電子工学コースにはKiwiは一人もおらず、ほとんどがインド人であとはスリランカ、韓国、中米などからの留学生。授業に参加してみてNZ留学という雰囲気は全くなく、インド留学状態であった。さらに自分を悩ませたのは「ニオイ」である。まあ、民族独特のニオイというものはあるが、嗅覚に敏感な自分にはその状態で学校に2年通って耐える自信はなかった。学校を決定するための確認訪問で結局決定はできなかった。
翌日、エージェントを再訪問して話をしたところ、一緒に授業に参加したエージェントも国籍の偏りにはかなり違和感があったようで、「NZ留学」を希望している自分にとっては合ってないという認識であった。私立の学校は留学生がほとんどで、Kiwiがいる学校といったら国立だろうということで国立の専門学校を紹介してもらった。ただ、入学月が2月だけで事実上申し込みまでに間に合わなかったり、7月入学でもコース期間が3年と長かったりとぴったりの条件のものはなかった。
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