オークランド、ワイカト地域などでロックダウンを行っているニュージーランドであるが、それ以外の地域でも公共交通機関を利用する場合はマスク着用する必要がある。確かマスク着用が導入されたのが去年11月だったと思う。他国ではどうかというと着用義務より着用推奨という国が多かったと思う。マスク着用の習慣がない欧米では義務化するのには抵抗があったのだろう。ただ最近は各国ではそういった制限を緩め始めている。
ノルウェーのスカンジナビア航空はコロナの問題が大きくなっていた2020年5月からマスク着用を導入していた。
スカンジナビア航空、乗客のマスク着用義務化 - TRAICY（トライシー）
スカンジナビア航空は、乗客のマスク着用を義務化した。
www.traicy.com
そしてついに10月18日月曜日から国内線とスカンジナビア半島でのフライトに関してはマスク着用義務を廃止すると発表。
All Norwegian airlines remove face mask requirements for flights in Scandinavia - Norway Today
As of Monday, there will no longer be a requirement for face masks for travelers at SAS, Norwegian, Widerøe, and Flyr, domestically and in Scandinavia.
norwaytoday.info
ノルウェーはまだ日に300件ほどの新規感染者が出ていてワクチン接種率は70%という状況だが、コロナ問題を収束させる方向に動き始めている。
これに対して人口も近いニュージーランドだが新規感染者数60、70件でも大騒ぎしている状況。以前と比べれば制限は緩いような気がするけど今のロックダウンが解除される目途すらたっていない。最近ニュージーランド政府はゼロコロナからの転換を始めて今は計画の練り直しをしているのだろう。来年から国境を開け始めるといっていたのは数か月前だが、その割にはコロナと共存する政策が考えられてなかったなという印象。
お隣オーストラリアのニューサウスウェールズ州では2回目のワクチン接種率が80%となった段階で2回接種した人の制限を緩和して、12月1日からは未接種も含めて全員を対象に制限の大幅緩和することが発表されている。ニュージーランドのワクチン接種率目標90%というのが突然出てきたような気がするのだが隣が80%だからその上の90%を目標にしたのかな？
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