まさかの手ぶら参加者

昨日はロトルアのはずれにある山でのレースに参加してきた。

金曜の終業後に家に帰って晩飯食べて準備してロトルアへ。PAK’n SAVEで買い物してハミルトンより10セント安いガソリンを満タン入れて宿にチェックインしたのが19時半。翌朝の準備してシャワー浴びて23時には就寝。

翌朝4時50分に起きて朝飯食べてストレッチして準備してトイレをしっかり済ませて6時45分に宿を出発。7時10分頃に会場に到着して受付へ。今回からカップレスイベントということで無料の携帯カップをもらった。これで携帯カップ7個目・・・・。

タイミングチップ付きのゼッケンは他の大会の使いまわしでしわしわで汚れていた。

7時45分からブリーフィングしてスタート地点に移動。スタート前は霧。

尻くらいまでの超ロン毛の中華系の若者がいて俺に話したそうにしていたけどこっちからは何もせず。そのうち話しかけてきてどこ出身?と聞いてきた。Japanと答えて会話終了。何を話したかったのだろう?スタート地点に移動したのにも関わらず彼は手ぶら。他の参加者は皆ザック背負ってたのだが。上着着ていてそれに必携品全部入ってるのかなと思ったが俺の場合6Lのザックに必携品いれてもパンパンだった。

スタート直前になって主催者が前列にいる彼を見て必携品を持っているか尋ねた。彼が持っていたのは大会で売っていた応急手当セットのみ。手袋や帽子、レインジャケットはどうしたのかと聞いて車にあるとか言っていたけどどう考えても持ってなさそうな雰囲気。しばらく待って彼の両親と思わしきところに主催者が行って何か話して彼抜きでスタート。彼のおかげで寒い中レース開始が10分遅れ。

スタートしてしばらくは牧場を走った。下をみて牛糞をよけながらキロ5分程度で走ってちょっと速いかなと思ったけど体を早めに暖めたかったのでそのまま維持。トップはものすごいスピードであっという間に見えなくなった。その後2位がちょっと抜けて俺は3-5位のあたりで付かず離れずの感じで山に突入。途中3位はトイレタイムで離脱して俺は4位。登ってるうちに天気がよくなり始めていた。走りながら写真撮ってたから見事に傾斜。

そして登りで前の人が着替えでザックおろして立ち止まったので俺は3位。俺が3位でいいのか?と思いながらもそのまま突き進んで1回目の山頂到着。今回参加した大会はキャンプ場をスタートして山まで行って同じ山を4回登ってキャンプ場に戻るというコースでエイドは山頂のみという効率のいい配置になっている。山頂で水を飲んでポテチをちょっとつまむ程度で下山。降りていく途中でトイレタイムで離脱した人と女子で最速と言われる人とすれ違った。調子は悪くなかったので下りもガンガン攻めた。どうせそのうち後続に追い越されるだろうと思っていたが追い越されることもなく2度目の登頂。そして下って3回目の登りに向かうために山裾を回っていたら22kmくらいのあたりでロン毛の若者を見かけた。必携品不要の17kmのレースに振り替えてもらったのだろう。でも10kmも走ってないのに既に歩いていた。あとで他の参加者に聞いたけど彼は山頂で膝が痛いとしばらくとまっていたらしい。どう考えても42kmを完走するレベルではなかったので登り1回の17kmに振替になったほうが彼にとってもよかっただろう。

3回目を登ってるときにカメラマンが前のランナーと1分差ないと言っていた。まさかの3位で2位との差も大してないというまさかの展開。17km、25kmの参加者を抜きながら登って行ったけどさすがに疲れていてスピードがでなくてそのうち42km参加者に抜かれた。ああ、4位に落ちたかと思ったけど抜いていったのはトップで周回遅れにされてしまった。そして3回目の登頂。景色がよかったので写真撮影。

3回目の登頂では特に補給することなく下山。水も十分あると思っていた。ところが4回目の登りに入る前に水切れ・・・。水の残量を見誤っていた。最近短距離レースではいつも水切れを起こす。水分不足では足を攣り易くなるのでスピードを抑えめにして走った。そしてウインドブレーカーを脱いで汗をかかないようにした。ただもう手遅れで登ってる最中は汗がぴったり止まっていた。もう登りでは歩くことしかできなくなっていてそのうち42kmのランナー2人に抜かれた。4時間12分まで3位を保っていたけどついに終了。それでも山頂近くで3位のランナーとすれ違ったのでまだチャンスはあるかもと思い山頂でしっかり水を補給して出発。登りはダメでも下りは重力を使ってガンガン攻められた。他の距離のランナーを抜きまくって緩めの下り区間で5分を切るペースで走り続けたけど前のランナーを見ることはなかった。牧場区間に入ってまたしても牛糞地獄。暑くなってきたのでモワっとした感じの嫌な臭い。もう疲労困憊でキロ6キロちょっとを維持するのがやっと。途中さっきまで登っていた山が見えた。朝は霧で見えなかったから位置関係がわからなかった。

そしてゴール。残念ながら5時間切りには届かず。すぐに無料でもらえる食べ物と飲み物もらって補給。ビール飲みたかったけどその後の運転を考えるとノンアルコールにするしかなかった。

パンプキンスープがうまかった。昨日は冬至だったけどこの日のカボチャはこれで完了。

冬至のカボチャ
冬至にカボチャを食べないと風邪を引くと言われて育って来たので実家を出て四半世紀経っても冬至にカボチャを食べる。実際に冬至に親戚の家に預けられてカボチャ食べなかっ...

あとは着替えて色々食べて表彰式まで待った。表彰式の抽選会はだいたい誰でも何かしら当たるのだが俺は靴下もらった。90ドルのレースだったけどかなり高コスパだったな。

あとは130km運転してハミルトンに帰った。さすがにその日は晩飯を料理する気にならず途中で買ってきた。初めてのCarl’s Jr.。ポテトが写真イメージと全然違うんだけど・・・・。

結果のまとめが既に出ていて1位は4時間切りの新記録。2位以下は5時間以上で1位とその大勢といった感じ。俺は女子1位よりは速かったものの総合5位。まあ26人しか走ってないけど・・・。それでも3位には入りたかったけどUTMFから2ヶ月で3kg増の体重ではちょっと厳しかったな。登りトレーニングも不足気味。TDSまで2ヶ月ほどとなり足りない部分を確認できた。

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