新コロ時代の勤務形態

今年の1月に知り合いが4月末で仕事を辞めてオーストラリアに移住するという話を聞いていた。ニュージーランドで永住権を取って、国籍取ってオーストラリアへ移住というのはよくある話。ニュージーランド国籍を持っていればオーストラリアで働けるらしい。確か永住権と同等の効力があったような。自分は今のところ興味はなく詳しくは調べていないのでよく分からない。日本が2重国籍を認めるようになれば調べるとは思うが。

それでその知り合いの話に戻るが、新コロの影響で4月末の渡航は中止。会社にも辞めることは伝えていたが状況を理解してもらって退職は白紙になって勤務継続。ロックダウン中は今まで通りの仕事を在宅でしていた。そして、5月に入ってからあらためて5月末にオーストラリアに移住するという話を聞いた。メルボルンに住むようだが、何と半年契約でニュージーランドでの仕事を継続することになったらしい。もちろんリモートワークになるが、会社としてどんな結果になるか試してみたかったらしい。国境を越えたリモートワークというのは色々と可能性があるので今後どうなるのか楽しみである。その人はオーストラリアに渡航したものの今はホテルで2週間の隔離生活中らしい。

次に別の人の話だが、こっちは新コロに関係なくリモートワークしていたのを最近知った。去年レースで知り合ってStravaでフォローしていたのでどんなアクテビティをしているのかを日々見ることができた。そして、去年4月に南米からスタートして、北米、欧州、アフリカと移動して年末まであちこちの山を走っていて羨ましい限りだった。多分仕事を休職か退職して長い休暇でも取っているのだろうと思っていた。そして、ニュージーランドに戻ってきたと思ったら2月のTarawera Ultramarathonを走った後に今度は南アフリカに渡航して、南アフリカのあちこちで走っていた。そして現地でロックダウンに遭って、南アフリカでの滞在先の家の周りをグルグル周っているアクテビティがよく投稿されていた。その後南アフリカのロックダウンが解除されて間もなく、今度はイギリスの湖水地方でのアクテビティが投稿されるようになった。また世界各地を巡るように見えたけど、プロでもないのにどうやって生活しているのかなと疑問に思った。そして名前をそのままググってみたらその人のLinkedInのページが出てきて経歴を見るとなんと弁護士らしい。しかもどこかの事務所に所属しているわけではなく個人でリモートワークで活動しているらしい。ニュージーランドの法律相談や契約関係の仕事をしているようだが、弁護士なのでそれなりの収入があって世界各地を転々とできてしまうのだろう。場所を選ばず趣味と両立できるというのは羨ましい限りだ。

俺は今の仕事ではそんなことはできないので、何かしら副業でもして小遣い稼ぎくらいはできたらなと思う。

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