1週間ほど前に去年同様Motatapu Off Road eventに参加するためアロータウンに行っていた。
去年は51kmのUltra Runを走ったけど、今回は土曜開催のUltra Runと日曜開催の42kmのOff Road Marathonの両方に参加。どっちも中途半端な結果にはしたくなかったのでUltra Runは去年より1時間以上早い8時間20分で終えてマラソンは5時間は切りたいと思っていた。
去年はポール使用不可のUTMFの事を考えてトレッキングポール無しだったけど今回は翌日のことも考えてポールを装備して出発。9kmのチェックポイント以降の登りから使うようにした。Ultra Runはかなりハードなコース。30kmまでに約2700m登る。16km過ぎに現れるこの登りがキツい。あと全体的にコースが狭いし、草丈が高くて走り辛かった。
そして登って下ってを繰り返して4つ目のピークにたどり着いて一安心。ここでポールを畳んで後はひたすら下る。ただ、この後転んで太ももをかなり擦りむいた。
下りきると後は川を下っていくだけ。川に入る前に川コースと山コースの分岐があるのだが、登りが無い川コースを選ぶのが普通。ところがこの後迷ってなぜか山コースに突入して時間ロスして目標達成ならず。川を突き進んでいればギリギリ目標達成できたのかもしれないのだが。それでも一応去年よりは30分弱速かったでのまあまあの出来。しかし前年走っていて間違えるなんて間抜け。
そして翌朝はガチガチに固まった脚を何とか動かしながらバス乗り場に行きマラソンに参加。スタート地点に移動するころには日が昇ってきていい感じの朝焼け。
寒さに震えながら待っていたら全身Scottのウェアのランナー登場。Ruth Croftだった。まさかマラソンに参加するとは思わなかったがやはり貫禄の女子1位だった。
俺はそんなトップ争いとは関係なく淡々とキロ6-7分を刻んで走り続けた。とにかく無理せず完走目的。スタートから2時間半くらいは曇りがちで陽が出てなくて寒かったし序盤から渡河地点が多くて濡れて足が冷えてきつかった。
ただゆっくりと走っているといつもと違い風景がよく見えた。どこいってもあまり変わらない風景だけど俺はオタゴ地方のこんな感じ山の風景が好きだ。ゆっくりと走るのも悪くないなと思った。
マラソンは累積標高差が900～1000mほどで前日のUltra Runほどの急斜面はない。標高は高くても875m。
最高点を過ぎれば後は下るだけだが、所々グリップの悪い急な下りもあるから疲労した脚にはかなりキツイ。そして最後の7kmは前日と同じコース。ゴール手前2kmから渡河の距離が長くなって脚が冷えるのだが、これでアイシングの効果がでて調子アップしてゴールまでにかなり抜いてゴール。
前日と同じビールをもらってしばらく休憩。前日よりは終わった後の感じが楽だった。タイムは若干4時間半に届かない程度だった。もうちょうっと頑張ってサブ4.5を達成してればよかったかな。
トルデジアンのようなレースはこれよりもっとキツいのを6日くらい続けるわけだから信じられない。ペースをとにかく落とせばいいのだろうけど確実に疲労は蓄積してくる。
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