低ナトリウム血症？

土曜日はロトルアに行ってトレーニングとしては過去最長の58kmを走ってきた。一往復29km、片道3時間半で楽に走れるコースを2往復。予定では7時間から7時間半で走り終える予定だったけど一往復目が3時間25分、二往復目に5時間弱と失速してトータル8時間20分を超えた。Stravaは移動時間表示で7時間46分になっている。

このコースはTarawera Trailといってタラウェラ湖沿いのトレイルでTarawera Ultramarathon 100マイルのコースの一部（14kmくらい）になっている。アップダウンが多いのが特徴。

一往復目は特に問題なく大きな疲労感も無く終えた。車に戻ってTシャツを替えて水分やジェルを補給して二往復目を再スタートしたのだが時間が経つにつれて辛くなってきて、徐々にスピードが落ち始めて40kmくらいで吐き気がしてきて最高点付近にあるベンチに座ってしばらく休憩。そして再スタートしたら今度は両脚を攣ってしばらく動けなくなった。折り返し地点のHot Water Beachに着いた時にWater taxiが来てれば乗せてもらって帰ろうかなと思ってたけど残念ながら来てなかった。そこからの戻りの14.5kmはかなりの苦行で下りしか走れなかった。心拍数が上がっていなかったのを見ると体の状態がよくわかる。

そして、何とか車まで戻って水を飲んでいたらかなり気持ち悪くなってしばらく動けなくなった。1時間くらい横になっていたら家までの1時間半の運転には耐えられそうなくらいには回復してきたのでハミルトンまで何とか帰ってきた。家に着いた時は20時を過ぎていた。予定では17時半には帰って来てるはずだったのだが。

今回なぜ途中から体調が悪くなったのかなと振り返ってみると、1回目に車に戻った時、山頂のベンチで休憩した時、走り終えて車に戻った時にいずれも真水をかなりの量飲んでいた。これで考えられるのは大量に発汗した後に水を大量に飲んだことによる低ナトリウム血症。俺の場合、最近ではミネラル分を積極的に摂ることはなくてスポーツドリンクやジェルに含まれている分で済ませていて今まで大きな問題には遭ってなかった。ただ、レース中は基本的にはスポーツドリンクしか飲まないので問題が起きてなかったのだろう。今回は予備で用意していたペットボトルの水を飲んだので塩分もないただの水。夏のレースに備えて経口補水液を試しに作ったりしていたのだが土曜日は持っていっていなかった。暑い日こそ準備すべきだったのに。

とりあえず今回のトラブルはレース本番じゃなくてトレーニング中でよかった。といっても低ナトリウム血症は重症だとかなり危ないようなので今後は塩やミネラル分のサプリを携帯しようと思う。