公式ページによるとLeg 2の距離は25.5kmで累積標高差が1321mで最初と最後以外はほとんどが上り基調。
高低差300m以上をキロ4分40秒くらいのペースで一気に駆け降りた。そしてトレイルに突入して小高い丘を2度超えた。
前日のブリーフィングで話があったけどLeg 2では吊り橋がいくつもある。吊り橋の定員は1人で、渡るときに走ってはいけない。
とりあえず最初の吊り橋。
下がさびた金網のような吊り橋もあったし、強風の中で渡らなければいけない吊り橋もあった。あと吊り橋を渡った後に走ると揺れながら走っている感じがしばらく続いた。
Leg 2では最初は湿地帯のようなエリアのウッドデッキの上を走るようなところが多かったのだが後半の基本的な風景は荒涼とした砂漠。Rangipo Desertというところを通る。
ガレ場はLeg 1だけだと思っていたけどLeg 2でもたくさんあった。
そしてここが自分が思うコース最難関。急なガレ場の下り。
疲れていなければそんなに苦労しないと思うけどここにたどり着く前にかなり脚を酷使していたから踏ん張りがきかずにかなり苦労した。
そして谷の横断。この谷の下の川まで下って行って、吊り橋を渡って対岸に見えるところをまた登る
その後は難易度が下がって砂地。
ただこのとき既に靴下の右足かかとが破けて靴擦れが起きて流血していて、この砂が傷口について擦れて拷問を受けてるような感じに。
走れど走れど次のエイドが見えてこない。GPSではすでに50kmを超えていてエイドに着いているはずだった。後でわかったことだけど、GPSの挙動がおかしく距離が5kmもずれていた。途中でずいぶん早いペースで山を登っているなと思ったけど、実はGPSの計測の問題だった。
あとLeg 2ではかなり抜かれたのだが、ほとんどがリレー参加者。Leg 1を走っていないフレッシュな脚ではこのコースはさほどきつくなかったのだろう。50km参加者もLeg 2からなのだが途中でかなり抜いた。50kmとなるとトレラン経験無しか浅い人が気軽?に参加してることもあるから、そんな場面に出くわす。
Leg 2はLeg 1よりも時間がかかって5時間以上でエイドに到着。
エイドについたらまずギアチェックがあった。といってもヘッドライトのみ。これから陽が落ちてくるから必要になるとの判断だろうが、俺の計算では明るい時間につく予定だった。
そしてドロップバッグを受け取りまずエナジードリンクを飲んだ。次は右足の靴下交換。左は何ともないので右足だけ。そして回復用クリームを脚と尻と腰に塗りまくって、アミノ酸、クエン酸飲料を補充した。補給食はスポーツようかんのみ補充した。その日は思った以上に補給せず走り続けていて、かなり残っていたし。
そしてポテチ食べて、コーラを飲んでトイレへ。あと、温かいスープが飲めるというを思い出してスープをもらいに行った。チキンスープにインスタント麺のカスが入っているようなものだったけど、悪くはなかった。温かったせいなのか体中にしみわたる感覚があって、少し回復した
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