Kepler Challenge 2018完走記2:ゴール

スタートまではこちら。

Kepler Challenge 2018完走記1:スタート
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計画ではスタートしてから6分前後で走る予定にしていたけど、どんどん追い越されていく焦りからかちょっと速くなって5分40秒くらいだった。気付けばずっと同じ女子の後を走っていて5kmまではずっと同じペース。そして登りに入ってからどういうペースにしたらいいかわからなかったけど、とりあえず心拍数が150以上に上がらない程度のスピードに。そしたらそのペースでは前を走っていた女子のペースが遅く感じられて追い越した。でもこの女子には50km手前で追い越されてゴールまでに大差をつけられた。

スタートして最初の平坦なところで日本人3人くらいに追い越された。登っているうちに2人に追いついてそのまま追い越していこうと思ったら、日本人の方ですか?と声をかけられた。ザムストのアームカバー、ゲイター、太腿サポーターで身を固めているから日本人にしか見えなかったのだろう。会話できるくらいのペースがいいかなと思い、しばらくその2人と会話しながら登っていた。ただ、ペース計画を守るために途中から徐々にスピードを上げて離れていった。さらに進むと今度は別の日本人女子がいた。序盤で追い越されていたのだが、その時はかなり飛ばしている感じだったから疲れていたんじゃなかろうか?でも最終的なタイムでは俺と10分ちょっとしか違わなかったので大きな失速無しで走れたようだ。

11kmくらいで森林限界を超え、遮るものが無くなったけど前日のブリーフィングで言われていた通りほぼ無風。肌寒さも感じなかった。アームカバーはいらないレベルだけど、保護の役割もあるから転ぶ確率が高い場所を走っている限りはつけていた。

今回は過去2回で見たことがない雲海。去年の記事ではもう写真は撮らないとか書いていたけど、今までと景色が違うし、TR6だとスマホを取り出しやすいのでかなり撮った。ただ、ほとんど走りながら撮った。それでも手振れ写真は一つもなかった。スマホの手振れ補正は優秀だ。

そしてLuxmore Hutのエイドに到着。予定より-5分、去年より+4分で到着。時計の距離が既に1km短く表示されていた。ペース計画を守るためにズレた距離をもとにペースを上げてしまったもんだから、予定より早くついて体力を消耗してしまったかもしれない。ここではギアチェック。全部袋に入れたままでいいと言われたけど全部出して見せたほうが早かったかも?ここでは水分補給とバナナ一本を食べた。

そしてお決まりの残りたったの48kmの表示。公式の距離によればここからゴールまでは47kmのはずなんだが。

そしてForest Burnエイドまで6kmの道のり。結構登るのだが今回は全然つらく感じなかった。やはりゆっくりペースがよかったのか?

そしてForest Burnに到着。去年より+6分、計画より-7分。

その後は尾根を走るコース。Luxmore Hut以降周囲を走ってる人はあまり変わり映えがなかった。順位にほとんど変動なかったし。

そしてHanging Valleyに到着。計画より-10分。このエイド付近にはケア(オウムの一種)が遊びに来ていた。去年はタイム計測用のマットにいたずらをしてタイムが計測できてなかったというハプニングがあった。それで去年とタイム比較ができない。

この先から下りで最初は階段が多数。そしてこの写真の位置から一気に下降。ここからは本気でスピードを出し始めたので、これ以降の写真は一切無し。

下りでガンガン飛ばしまくっていたら、そのうちハムストリングスを攣ってしまった。下りは大腿四頭筋に負担が大きいはずだけどなぜかハム。でも攣ったところで止まらないのが今の俺。走りながら伸ばすという芸当を身に付けたから走りながら回復できる。というか攣ったら絶対に止まらないほうがいい。止まった時の反動でさらに攣る可能性がある。脚攣ったり攣りかけの状態でも順調に進んでいたのだが25-28kmでずっと遅い人の後を走っていた。正確には3人前のランナーなのだが、後ろのプレッシャーを感じることはなかったようでマイペースでゆっくり走っていた。俺の後ろに5、6人ランナーがいて俺はそのプレッシャーを感じていたけど俺も先に進みたいけど行けない状態だったし。だいたい後ろの雰囲気を感じて停まって追い越させたり、後ろのランナーが追い越させてと声をかけて停まってもらったり、脇に寄ってもらって追い越させてもらったりするのだが、俺の前の2人のランナーはそんな感じ一切無し。かなりのスピードダウンでキロ6分くらいで下っていきたかったのだがこの区間はキロ8分くらいだった。

そしてIris Burnでは去年と比べて+9分、計画より-8分で到着。そしてこの先から一気に勝負をかけた。最初の数キロはキロ6分を切るペースに上げて走り続けた。が、長続きせず、6分半から7分がいいところだった。

それでも所々でランナーを抜いてじわじわと順位を上げていたのだが、残りの2kmで5人に抜かれた。最後に抜かれた女子にはギリギリまでついて行った。ただ、ゴール直前でゴール写真を撮られることを考えたら距離を長めにとったほうがいいんじゃないかなと、極限の疲労状態とは思えない思考。でもさらに追い越される可能性があったから、頑張って女子について行った。そしたらその女子はゴール前から子供と並走しゴール。カメラマンはそっちばかりを撮っていた。そのおかげで俺のゴールシーンの写真は寂しいものになった

ゴールではメダルをもらって飲み物もらって椅子に座りながら飲んだ。今回は冷えたビールで満足。記録にはやや不満だけど。

Kepler Challenge完走&冷えたビール
Kepler Challengeは無事完走。 30kmくらいまでは予定通りだったけど後半スピード維持できずに7時間切りは未達成。でも去年と同じくタイムは11分短...

Iris Burn以降の31.6kmは去年が4時間に対して今年は3時間40分ほど。7時間切りをしている人はここが3時間10分とか。俺もまだまだだね。

Kepler Challenge 2018参加費用
一昨年のKepler Challenge参加費用は4泊5日で合計1175ドルだった。昨年は2泊3日の計画にして予約を進めた。その結果、合計940ドル。そして今年...
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