STY完走記4:精進湖~ゴール

Polar Bear Trainer’s Teamのストレッチのおかげで走れるようになっていて吐き気も若干よくなってロードの最初の3kmくらいは走ったけど、足和田山の登りと下りを考えたら脚を温存すべきだと思って歩きに切り替えた。しばらくはずっとロード区間。昔山梨に住んでいた時はここを車でよく通ったなと思って写真を撮ったけど何にも写ってない。青木ヶ原樹海の看板だったのだが。フラッシュのせいだな。
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この辺で今後長いウルトラに挑むのやめようかなとか考えたりした。気持ち悪くなって脚まで痛めて俺は何やってるんだろうとか色々と。苦しいとそういったこともよく考える。

そして紅葉台に突入。途中で丹羽選手ともう一人、多分、浅原選手が一緒に走っていて追い越された。女子の1位のCourtney Dauwalterにはどこで追い越されたかハッキリ記憶してないけど確か精進湖エイドの前だったと思う。MOAB240とかいう386kmのレースで2位の男子に10時間以上の大差をつけて総合1位になったとかいう選手。

今まで通ってきたところではそれぞれの苦しいところの最高地点にボランティアの人がいて、あとは下るだけですよと言われていたような気がしたのだが、足和田山では誰もいなかった。

そのうち夜が明けてきて、ボランティアや応援の人たちの挨拶がおはようございますになっていた。
下り始めていたら左手に河口湖が見えてきた。昔、山梨に4年も住んでいたけどこんな風にみるのは初めて。そもそも昔は山に登るとかいう趣味がなかったし。
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富士山もよく見えた。
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目指す河口湖はもう少し。
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この後、階段地獄があった。そして時計を見ると18時間をギリギリ切るか切らないかのタイム。せめて18時間は切りたいと思ったので、足を止めている暇はなくとにかく進んだ。
山から出てきて平坦なコースになってもゴールまではさらに4kmほど。最後の2、300mだけは走ろうと決めてとにかく早歩き。その間にもかなり追い越された。皆脚をしっかり残していた。
いつもゴールするなら単独でと考えていて前後のランナーを確認していた。どんなに疲れていてもそんなことに頭を使う余裕はあるらしい。そして後からのランナーがいないことを確認して残り300mのラストスパート。で、ゴール。何とか18時間は切った。後から順位を確認すると麓から100以上も下がっていた。まあ当然の結果。相変わらずの失速ぶり。

ゴールした後単独だったから鏑木さんと会話する時間がかなりあった。最後に一緒にカメラマンに写真をとってもらって、完走証とベストをもらって荷物の受け取りに。そして学生がやってる無料のマッサージを受けて着替え。河口湖駅に向かう前に写真をポチリ。
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ゴールが遅くなったからこそ撮れた写真。

そして歩いて河口湖駅方面に向かう途中コンビニで朝飯。
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河口湖駅についたら8:10新宿行きのバスがあったので乗車券購入。1750円。
バスは約2時間で、さすがに徹夜で走っていたのでほとんど寝るだろうと思っていたけど1時間くらい寝たかなという程度。
新宿ついてから歌舞伎町のサウナへ行って風呂に入った。仮眠をとろうとしたけど寝るに寝られずそのまま大学時代のバイトの後輩たちとの飲み会に直行。
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後から分かったけどその時は河口湖の開運の湯が24時間営業してて割引で入浴できたらしい。そっちのほうがバスでもっと寝られたかもしれない。

そして飲んだ後に羽田に向かった。電車の中で睡魔に襲われてヤバかったがなんとか羽田到着。そして飛行機搭乗中にかなりびっくり。歩いて制限時間一杯でゴールするといっていた若者がいた。どうやら同郷だったようだ。こんな偶然もあるらしい。

飛行機では離陸前に完全に落ちて着陸直前に目覚めた。コンソメスープを逃してしまったようだ。

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